日本中の人たちが、世界中の人達が、それぞれの思いで今日を迎えたのではないでしょうか。
福島県の相馬焼の里は東京電力原子力発電所から20キロ圏内の双葉郡浪江町にあります。
警戒地域として現在立ち入り制限されているため、窯元関係の方々は非難を余儀なくされ、生産活動も休止されています。
他の地で新に窯を興す方もあり、今後の復興と活動に取り組んでいらっしゃいます。
一日も早い事態の収束と復興をお祈りいたしております。
<相馬焼>
正式には大堀相馬焼というそうです。その歴史は古く、元禄の初めごろから現在まで300年以上も伝統を守り、焼き続けられてきました。
茶陶を制作し、幕府、大名への贈答などに使われていたということです。
流し掛けが特徴で、全体に細かな貫入が入っているので青ひび焼ともいわれています。