2016年11月13日

壺中日月長し

Time flies.
早いもので今年も11月。紅葉の便りを聞くころとなりました。
朝晩の冷え込みに冬の到来を感じます。

先日、矢合さんの色彩豊かな焼き物から、高見澤さんの染め付けの器へと
展示替えをいたしました。
自然の草花をモチーフにした陶器に施された藍色。
その濃淡が何とも優しく映ります。
古伊万里をそのまま写した豆皿は、ひとつひとつ手にのせてみたいほど愛らしい。
お皿やお茶碗は、何を盛り付けようかな、こんな風に使おうかなと、
色々とアイディアが浮かんできます。

高見澤さんの工房は八ヶ岳の麓、穂坂の葡萄畑の中にぽつんとあります。
その雄大な自然の中で、土をこね、筆を走らせている姿を想像してみました。
壁に掛かっていた壺中日月長の禅語が印象的でした。


麻の葉文楕円なます皿
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牡丹唐草文長皿
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花唐草文筒猪口&ソーサー
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posted by スタッフ at 15:21| Comment(0) | 日記