2013年05月03日

緑釉壺(後漢)

ただ今ゴールデンウィーク真っただ中。天候も良く通勤の道は県外ナンバーの車が目立ちます。
皆様は連休いかがお過ごしでしょうか。

さて前回の石器時代からはるか時代を超え、漢代へと進みます。
B.C.200年頃の前漢からA.D.220年頃の後漢までは緑釉や褐釉の明器がたくさん作られました。
明器は神殿や墓に供えるために作られた器もので、秦、漢代に発達しました。
俑とも呼ばれ、秦の始皇帝の兵馬俑はその迫力であまりにもよく知られていますが、
器だけでなく馬、羊、豚、鶏などの動物や、楼閣など様々な形のものがあり、
当時の生活様式がうかがえます。
漢代の緑釉陶器はそれまでの青銅器に代わる副葬品として流行しました。


DSC00075.JPG
緑釉壺(後漢) 口径6.4p 胴径 10.5p 底径7.5p 高さ11.6p 重さ520g
posted by スタッフ at 14:37| Comment(3) | 日記
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