2014年07月27日

暑中お見舞い申し上げます。

梅雨明けとともに今年も本格的な夏がやってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
当初の冷夏との予報もはずれ、昨年を思い出すかのような連日の暑さです。
寒いときにはお鍋を囲んで土物の器で、暑いときにはお素麺を染付の器でツルツルと・・・
自然とうまく付き合って、四季折々食卓を工夫することを教えられてきました。
夏の染付は白素地が連想させる冷ややかさと藍色の爽やかさとでなんとも涼やかです。


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亀山焼 染付丸尽し紋茶碗 江戸後期


亀山焼は長崎市で焼かれました。江戸後期に閉窯となりましたが
見事な仕事の染付は亀山焼として賞賛されています
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2014年04月27日

染付

早くもゴールデンウィークとなりました。
桜、李、桃と里は色を変え新緑の季節になりました。
ドライブに散策に良い季節です。富士五湖に足を延ばしてみました。
富士山の世界遺産登録効果でしょうか、どこも海外からの観光客で賑わっています。
なじみの食堂のご主人が「最近は日本人のお客さんの方が少ないくらい」と
三か国語のメニューを見せてくれました。


さて季節も初夏になろうとしています。
展示品もこれまでの華やかな色絵の物から爽やかな染付の茶碗に衣替えしました。
江戸中期から後期にかけての蓋つきのご飯茶碗の五客揃いです。
ほとんどが有田焼きですが、砥部焼、湖東焼などの地方の窯の物もあります。
藍の色の加減や絵付けなどその窯らしさが確かにあり、比べてみるのもおもしろいです。


有田焼 染付根付松に寿字紋茶碗 (後期鍋島)江戸後期
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タグ:染付、茶碗
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2014年01月26日

うつわ

年末から新年にかけて日本料屋さんに行く機会が幾度かありました。
会席のコースだったりお鍋のコースだったり。
職業柄か、使われている器がとても気になります。お茶席でのように裏まで拝見したくなります。
そしてつくづく思います。
器はお料理を引き立てるだけでなく、その空間を素敵に演出するお道具であることを。
逆の発想で、さてこの器にはどんなお料理を盛り付けようかと思案するのも楽しいですね。


有田焼の今年の干支「午」紋様の飯茶碗です。
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